DESIGN CAMP #6の話
ハーマンミラー+目黒区美術館 DESIGN CAMP #6
クリエイティブユニット SPREADさんを講師に迎えた
「色との対話」というテーマでのワークショップに参加してきました。
ハーマンミラーのお店にある、自分の好きなものを選び、
色を抽出したり、説明したり、タイトルつけたり物語を作ったり。 色を軸にした思考の旅のワークショップ。
私が選んだのは Phaidon Pressの本から「青」
(自分のつもりとしては あえての普段あまり選ばない系)
ネルソンミニチュアチェストから「黒」
(こっちは自分の好みに馴染む系)
自分の選んだ色について、みんなと話します。
「黒」という色一つとっても、捉え方や想いが人によって全然違う。 高級感、間違いないもの、かっこいいとプラスに捉える派、 劇薬、何も見えなくなる不安、重い などネガティブに捉える派。 結構共通認識なんじゃないかと思ってた「色」でさえも、
自分の考えが別に当たり前とか普通とは限らないんだなと実感して新鮮でした。(私はプラス派)
そして自分の選んだ色を、数あるスオッチ(色と素材のカード)に置き換えて2つ選択し
(なんてワクワクする眺め!)
その2色の組み合わせにタイトルをつけて、一週間その2色と過ごします。
翌週は in 目黒美術館。
右に貼ってあるのが私が1週間一緒に過ごした2色とシート。図形は私が日々記入したもの。
それを元に和紙テープHARUで壁に一週間過ごしてきた結果の柄を貼り込んでいきます。
協力して貼りに貼っていくと…
こんなふうに、みんなの2色と1週間が並んで一つのインスタレーションに!
それぞれ表情が異なるのに、隣り合わせでくっついたり、新しい図形ができたりの融合もあり。
とても面白い空間ができあがりました。
作品はこのまま目黒美術館で3月19日まで企画展の中に組み込まれて展示していただけるとのこと!
なんて贅沢なワークショップ!
このワークショップ、事前には何をするのか、参加者側には全く情報ない中で進んでいくスタイルで、
今している行動が次にどうつながっていくかとかもわからぬまま
その時その時で選択や思考や制作するのが、すごくワクワクして面白かった!
結果 できた作品は各々参加者個人のコントロール外のものが表現として出来上がってとても新鮮でした。
また、企画の内容もとっても面白かったけれど、それに対する参加者みんなの羨ましいほどの発想力! 話が面白すぎて笑いっぱなしだった。
普段仕事していると人と話すことが極端に少ないから 個人的には、こいういうのに来るとコミニュケーションも全力で楽しもうというモードになって
メリハリついていいかもしれないなとも思ったり。
とても楽しくて刺激的な体験ができたワークショップでした。ありがとうございました!
また来年も日程合えば是非参加したい!!
期間中、展覧会場に観に行くのも楽しみです。